神戸元町夢クリニックで不妊治療を始めた私たち。
タイミング法から始めるも残念ながら1周期目は生理が来てしまいました。
そんなわけで2周期目に突入したのですが、子宮卵管造影検査を受けるため、提携先であるプリュームレディースクリニックさんに行ってきました。
女性医師による不妊治療を行なっている人気のクリニックで、私も通おうか悩んでいた病院でした。
「卵管造影検査は痛い」という噂を聞いたことがあったので、紹介された病院がプリュームさんですごく安心しました。
事前予約
プリュームさんは事前予約が必要なので、電話で予約。
卵管造影検査は生理7日目から12日目くらいの生理後〜排卵前に行う検査で、今回年末年始のお休み直前になんとか予約を取ることができました!よかった〜!
お休み明けだと排卵後になってしまうので、生理7日目でギリギリ間に合った(^^;
こういうのって1周期遅れるだけでもすごく落ち込みますよね。
お電話にて、
ということをお伝えいただきました。
いざ、プリュームさんへ
古めの建物の2階にあるのですが、クリニック自体は新しくとても綺麗です。
受付で保険証を渡したら番号札をもらい、椅子に座って順番を待つのですが、待合席が壁や窓に向かって設置されています。
それがカフェのようで、すごく落ち着く!
こういう配慮ってすごく嬉しいですよね(o^^o)
事前に問診票を記入しているので、待合席では検査の同意書やアンケートの記入を行いました。
「本日は子宮卵管造影検査だけでよろしいですか?」
と看護師さん。
「???」となっていると、
「子宮鏡の検査はどうされますか?」と。
神戸元町夢クリニックでは、「子宮卵管造影検査を受けてくるように」と言われただけだったので、初めて耳にした言葉に戸惑う私。
そこで看護師さんに子宮鏡検査について尋ねると、とっても詳しく教えてくださいました!
子宮鏡検査とは、胃カメラのようなもので、細いファイバースコープ(カメラ)を子宮の中に通して観察する検査だそう。
検査は2〜3分で終わるそうで、卵管造影検査と一緒に検査する方が約半数ほど。受けられなかった方も後日改めて検査に来るパターンもあるらしく、費用も保険適用で4,000円ほどとのことだったので、私は一緒に受けることにしました!
子宮鏡&子宮卵管造影検査
検査前に下着も含め履いているものを脱ぐわけなんですが、プリュームさんでは簡易的なスカートが用意されています。ありがたい!
着替える部屋の隣が内診室で、看護師さんに案内されて入ると明るい室内の真ん中に診察台が。
かなり緊張していましたが、先生も看護師さんも全員女性、スカートも履いているので部屋が明るくても恥ずかしさはあまり感じませんでした!
とにかく手際よくどんどん進めてくださるので、膣の消毒も全く痛みを感じず気づいたらカメラが入っていました(笑)
先に子宮鏡検査をしたのですが、右側にあるモニターからカメラの映像が映し出され、自分でも見ることができます。
そこに映し出されたのはいくつかのポリープ。
子宮内膜にポコポコと、小さいポリープが3つほどありました。
小さいものが一つくらいならそのままでも良いそうですが、複数あったことと、着床時の妨げになりそうな場所にあった事から、切除手術をしたほうが良いと言われました。
子宮鏡が終わると続いて子宮卵管造影検査へ。
造影剤を入れるためのカテーテルはいつの間にやら挿入されており、太ももにテープで固定した状態ですぐ隣のレントゲン室へ。
仰向けの状態になり、固定したカテーテルから造影剤を入れてすぐにレントゲン撮影スタート。
右側に小窓があって、先生が見てくださっているので、痛みがあったり何かあればすぐに気づいてくださいます。
造影剤が入ってきて少し経った頃に、子宮になんとなく違和感がある感じ。
本当に軽い生理痛のような感覚が出始めた時に、
「お疲れさまです。終わりましたよ〜。」と看護師さんが入ってきてくださり、検査は終了。
卵管造影検査は5分くらい?本当に早かったです!
造影剤が出てくるためナプキンをつけるように言われ、そのままお着替え。
下着を履いた後すぐに出てきたような感覚がありました。
先生とお話し
検査も診察も、担当してくださったのは院長の松本先生。
松本先生から今回の検査結果について、詳しくお話しいただきました。
子宮鏡検査にてポリープがあるということと、卵管造影検査によって左右両方の卵管に問題があることがわかりました。
どちらの卵管も詰まっており、今回造影剤を流したことにより右側が少し開通したようです…!
しかし左側は詰まったままで、卵管閉塞という状況。
ということで、先生にFT手術を勧められました。
FT手術(卵管鏡下卵管形成術)とは、卵管を広げる手術だそうです。
今周期はもうすぐ排卵になるのでタイミング法で妊活し、それで妊娠できなかった場合はまずポリープの手術をし、その後FT手術を受けた方が良いと。
私のように、ポリープがあって卵管の問題もある、という方は少なくないようです。
そのような場合、どちらにしてもポリープはとり、その後体外受精に進むか、FT手術をするかという選択になるのだそう。
40歳以上であれば体外受精を勧めるが、まだ30代後半であるためFT手術で自然妊娠の可能性も充分あるとのこと。
とりあえず色々な情報が一気に入ってきたので頭の中はぐるぐるです。
「どのような治療に進んでいくかはご家族や夢クリニックの先生とご相談して決めてくださいね。」と松本先生。
松本先生はハッキリとご意見をおっしゃってくださるし、説明も丁寧で質問にも優しく答えてくださいました。
何より笑顔がとっても素敵。
とりあえず、ポリープの手術にすぐ進めるように、血液型及びB型・C型肝炎などの感染症を調べるたのめ血液検査をしていくことにしました。
妊娠した場合や体外受精に進む場合にもこの検査を行う必要があるそうなので、できることは早めに済ませちゃおう。
感想
そんなわけで結局、
- 子宮鏡検査
- 子宮卵管造影検査
- 血液検査
を行いました!
色々と予定外の検査もしましたが、トータルでかかった時間は1時間40分くらい。お会計も自動精算機でスムーズだし、カードが使えるのもありがたい。
先生もスタッフも全員女性で安心だし、みなさんとても優しかった!
卵管造影検査は痛い、と聞いていたけど、思っていたより全然痛くなく、本当にあっという間に終わってしまいました!
プリュームさんのおかげですね(o^^o)
本当に素敵なクリニックです!
この後、どのような治療をしていくかはわかりませんが、ひとまず1歩前進できてよかったです。
そしてポリープも見つかったし、子宮鏡検査もしてよかった…(^^;;
今回の費用
⚫︎初診料、子宮鏡検査、子宮卵管造影検査、血液検査…¥9,020(保険適用)
⚫︎HIV検査(血液検査)…¥2,200(自費)
計 ¥11,220