神戸元町夢クリニックで初めての不妊治療〜1周期目①〜

私38歳、夫37歳、結婚6年目にしてついに不妊治療を開始することにした私たち。

神戸元町夢クリニックでの、初回の個別不妊相談会についてはこちらをご覧ください♪

この時の相談会は私一人で来院しましたが、「次回は生理3日目に夫婦揃って来るように」と言われました。

都合が悪い場合は生理2日目〜5日目でも良いとのことだったので、夫の休みである5日目に夫婦で来院。

前回の個別不妊相談会を終えて、ついに治療がスタートします。

今回の診察は、

  • 夫と私それぞれの検査
  • 今後の治療計画書の作成

の2点がメインのようです。

今までにこういった不妊の検査などは二人ともしたことがなかったので、とにかくドキドキ。

再診の場合は、機械に診察券を入れて番号の書かれた紙を受け取り、再診問診票に必要事項を記入して呼ばれるのを待ちます。

夫は今回初来院のため、保険証と身分証を受付時に渡しました。

そして、私だけ機械で血圧を測り、二人で待機。

まずは夫の精液検査

不妊の原因は女性だけではなく男性にある場合も考えられるので、不妊治療において精子の検査は必須事項なんだとか。

受付時に渡された蓋付の容器を持って、まずは夫が採液室へ。

病院で精液を出すのに抵抗がある場合は、自宅で採取して持ち込むこともできるそう。

私は前回の個別不妊相談会でそのお話を聞き、念の為持ち込み用の採液カップをもらって帰っていました。結局使わなかったけど。

できるだけ鮮度が高い方が、結果も良くなるそうなので院内採取がおすすめだそう。

ちなみに、この精液検査を受ける場合は前日までに予約が必要で、予約時間は午前10時から11時になります。

私の検査

まずは採血

私一人、待合室で待機していると、次は私が採血室へ行くよう案内があります。

採血って、緊張しますよね。

3本分も血を採るということで、ひゃーと思いましたが、看護師さんは手際良くちゃっちゃと済ませてくれました!

本当にあっという間で、大変手慣れたご様子でした。

続いて内診

婦人科系クリニックで一番の不安要素…それが内診。

これが本当に苦手で、もちろん得意な人なんているわけないけど。

とにかくここが一番の心配事でした。

しかも生理中の内診なんて人生初です。

妊娠したり出産する時なんて、そんなことも言ってられない状況になるわけだし…と自分に言い聞かせます。

でもできるだけ緊張しないように、受付の時に「内診はできれば女医さんが良いです…。」とお伝えしていました。

夢クリニックは担当医制ではなく、毎回どの先生になるかわからないのですが、受付時に希望を伝えれば対応してくださるケースもあります。(もちろんできないケースもありますが。)

希望通り、その日にいらっしゃった女医さんが担当してくださいました。感謝…!

内診室に入ると薄暗い照明で、ちょっと安心。

看護師さんからズボンと下着を脱いで診察台に座るように指示があります。

そして台に座りいよいよ内診。

膣から器具を入れて、子宮や卵巣の状態をエコーで確認します。

ちょうど腰あたりにカーテンがかかって遮られているので、先生や看護師さんはこちらからは見えず声だけ聞こえる感じです。

右側にモニターがあって、エコーの様子が映し出されています。

それを見ながら先生が

「これが子宮ですね〜子宮内膜は◯mmですね〜これは右の卵巣です〜今◯個卵胞が育ってますね〜」

という感じで説明してくださいます。

エコーを初めて見たので、自分の子宮の形や卵巣を確認できてなんだか感動!

ちゃんと卵胞があることに安心しました(^^;

そして私は、何年も子宮頸がんの検査をしていなかったのでそのための細胞診と、淋病やクラミジアの検査等も行い、内診は終了。

1番の難関を無事終えて、待合室で夫と合流しました。

検査結果と治療計画書の作成

その後、夫婦揃って診察室へ。

内診を担当してくださった女医さんがいらっしゃいました。

検査結果

まずは先ほど行った検査の結果について。

パソコンの画面に映されたのは、なんと先ほど採取した夫の精子たちの映像!

元気に動き回っている子もいれば、全然動かない子もいたり。

変な話ですが、初めてみた感想は「か、かわいい!」(笑)

なんでしょうね、なんかいろんな子がいて愛しさを感じてしまいました。

「液量や濃度、運動率など問題ないですね。」と先生。

夫は何も問題なしのようです。

続いて私の検査の結果。

「内診では特に問題ないですね。左右の卵巣にもそれぞれ卵胞が3、4つ育ってきてますよ。」

とりあえず私も今のところ問題なし!あ〜よかった〜

このいくつか育ってきている卵胞の中のうち、一つが体から選ばれて卵子として排卵されるんだそう。

そんなことが毎月行われているなんて、なんだか神秘的。

「子宮内膜が厚めで収縮する力が強いので、生理痛は割とあるタイプですかね。」と先生。

あります!と答えながら、そんなところにちゃんと理由があったのねと驚きました。

子宮一つにしてもそれぞれ個性がある。これもまた愛しさを感じました。

血液検査も特に問題はなく、ただ鉄分が少し足りないようなので、サプリで補ってもいいかもね〜と言われました。

ふむふむ。勉強になります。

細胞診やクラミジア等の検査結果は後日になる、とのことでした。

治療計画書の作成

治療を開始するにあたり、どのように進めていくのかを決める必要があります。

私たちは、まずはタイミング法から始めることにしました。

神戸元町夢クリニックさんは体外受精がメインですが、タイミング法や人工授精も行ってくださいます。

そして、保険診療か自由診療かを選びます。

2022年4月から、不妊治療に関する保険適用の範囲がかなり拡大されました。私たちが不妊治療に踏み出せたのも、こちらの要因がかなり大きい。

ただし、保険診療だと制限がある治療もあるため、そちらも踏まえて選択する必要があります。

私たちは迷うことなく保険診療。(笑)

今後さらに行う可能性のある検査の説明も受け、治療計画書を作成しました。

本日はこれにて終了。

次回の来院は

次回は1週間後、生理開始から12日目に来院するように言われました。

卵胞の発育具合やホルモン値の確認を行い、可能であれば前日にタイミングを取ってヒューナーテストをしよう、ということでした。

ヒューナーテストとは、タイミングをとった翌日に、子宮の入口にしっかりと元気な精子がいるかどうかを確認する検査だそう。はい、また内診です^^;

もう慣れるしかない。

卵管が通っているかどうか、子宮の形態異常がないかを検査するための「子宮卵管造影検査」は、淋病やクラミジアの陰性が確認できないと行えないとのことで、そちらは2周期目に行うことになるそうです。

感想

今回は初めて夫と二人での来院、そして検査とかなりドキドキでしたが、なんとか無事終えることができました!

初めて見る自分の子宮や卵巣、卵胞、そして夫の精子ちゃんたちに感動。

そしてとりあえず今のところ問題がなかったことに安心しました。

いや〜なんだか生命の神秘を感じます。

夫と二人で病院に来たことで、夫婦で妊活を頑張っていくんだ!という一体感も増したように思います。

治療はもちろん大変なこともあるかもしれないけれど、今まで闇雲にやってきた時より前に進めている感じがして、今はすごく嬉しい。

日曜日ということもあって、他にもたくさんの患者さんたちがいて、

「ああ、みんな頑張ってる仲間なんだ。」

と思うと、すごい心強くもなった。

一緒に頑張ろう。

今回の費用

⚫︎夫の初診料、精液検査…¥1,330(保険適用)
⚫︎私の初診料、血液検査、内診、細胞診、淋病・クラミジア検査…¥7,720(保険適用)
⚫︎風疹抗体検査…¥1,100(自費)

計 ¥10,150

タイトルとURLをコピーしました